節句の歴史・こどもの日

今日5月5日は五節供の一つ「端午の節供」の日。
元は旧暦の五月五日の行事ですが、明治五年の改暦に伴い、日付そのまま新暦5月5日にスライドして今日に至っています。

『広辞苑』の説明は以下のように簡潔です。
■(「端」は初めの意。もと中国で月の初めの午の日、のち「午」は「五」と音通などにより5月5日をいう)
古来、邪気を払うため菖蒲(しょうぶ)や蓬(よもぎ)を軒に挿し、粽や柏餅を食べる。菖蒲と尚武の音通もあって、近世以降は男子の節句とされ、甲冑・武者人形などを飾り、庭前には幟旗や鯉幟を立てて男子の成長を祝う。第二次大戦後は「こどもの日」として国民の祝日。■

今日は、到来物の粽と柏餅を食べ、菖蒲を浮かべた菖蒲湯に入り、邪気をしっかり払いました。 (^^)

※京都・塩芳軒の粽

今日の朝日新聞朝刊に節句についてまとめた記事が載りました。
読みやすく、分かりやすい記事で、矢張り新聞記者の筆力は半端ではありませんネ。