立秋

今日は二十四節気の「立秋」。(黄経135度)
猛暑日が続いていますが、秋立つ日ですから、暦の上では今日から秋ということになります。

七十二候では「涼風至(すずかぜいたる)」。
涼風と聞いただけで、暑さが少しは和らぎそうですが、ひと時でもほっとする「涼風」が待たれるこの頃です。
なんだか、日本列島は年々暑くなっているように感じています。

公園で「つくつくぼうし」の鳴き声を聞きました。
法師蝉とも云い、来る秋を告げるセミとして秋の季語となっています。

法師蝉一途にいまを鳴きとほす  石崎 浄

また逢ふ日ありや遠くに法師蝉  那須乙郎

※公園のシラヤマギク【白山菊】

短冊の寸法を調べてみました。
『広辞苑』には、和歌を書く料紙として、普通は縦36cm余、幅6cm位とあります。
『日本国語大辞典』では、和歌や俳句などを書く細長い料紙として、寸法は流派により異なるが、普通は縦一尺一寸五分(約35cm)、幅一寸八分(約6cm)とあります。

現在、一般に市販されている並幅の短冊は、縦一尺二寸(約36.4cm)、幅二寸(約6.1cm)となっています。
※一寸=3.03cm
七夕飾りに用いる短冊として、願い事を書いたり、和歌を認めたりするのは専らこの並幅短冊のようです。

香道志野流では香銘を記すのに、三つ折りにした短冊が用いられています。
尤も、上記の並幅短冊ではサイズが大きすぎる感は否めないので、縦寸、幅寸とも少々短くしたものが運用されているようです。 (^^)

紙の寸法は実に多々様々です。