小正月
今日1月15日は小正月。
元はと云えば、ご多聞に洩れず旧暦一月十五日の称ですが、今では新暦になじんでいるようです。
この日は、無病息災を祈って「小豆粥」を食するのが習いとか…。
我が家でも、上新粉で作った繭玉風の団子を入れた小豆粥をいただきました。
※赤いのは長呂儀
まぁ、無病息災とまではいかなくても、一病息災程度でも保てるなら十分で…。 (^^)
最近、インフルエンザが爆発的に流行しているようで…。(要注意・要注意!)
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外組7番【躑躅香】
香四種
一として 七包に認内一包試
二として 右同断
三として 右同断
ウとして 一包に認試なし右、最初に左の如く結び合せ置くべし。
一一と一結び 一二と一結び 一三と一結び
二一と一結び 二二と一結び 二三と一結び
三一と一結び 三二と一結び 三三と一結び右試み終りて九結びを結びながら打ち交ぜ、内四結び除き、残り五結びの内何れなりとも一結び取り、結びをとき打ち交ぜ、一包取り除き客香を入れ、又一結びとし四結びの内へ加え五結びとして再び打ち交ぜ、一結びづつ次第に炷き出す。聞き様は試みに合せ、左の名目にて名乗紙に書き付け出すべし。客は一二三の内いづれ加わるとも、しのふの岡と認むべし。名目左のごとし。
一一 常盤山 一二 小倉山 一三 八塩の岡
二一 二神山 二二 暗布山 二三 行末の岡
三一 盤手山 三二 双の岡 三三 入日の岡
ウと一二三の内 忍の岡香二炷にて名目一つづつ認むべし。又、本香に山の名目多く出れば記の奥に左の歌を一首認むべし。
咲ましる山のつゝしの春の色をいはねのまつにかけて見るかな又五結びの内、岡の名目多く出れば出香の下に左の歌を書くべし。
松かけの下てりまさる夕つくひ さすや岡辺に咲くつゝしかな記録点法は、二炷とも聞き当りは二点、一炷当りは一点なり。左右に応じて掛けるべし。記録に志のふの岡の名目ばかりは、傍らに香の出を片書にすべし。猶、記の面にて可考。左のごとし。
(記録例 略)