大雪

今日は(から)二十四節気の「大雪」。(黄経255度)
天明七年の『暦便覧』には「雪いよいよ降りかさねる折からなればなり」とあります。

当地では今月4日(水)に初雪を観測しました。
尤も朝方、屋根にうっすら雪が残っていた程度で、地面に残るほどではなかったようです。
隣県の岐阜・郡上市のスキー場では全面積雪に恵まれ、既にオープンしていますから、「大雪」と言っても処によりけりのようです。
今朝のラジオで気象予報士が「今日は二十四節気の大雪です。気象に関して大切な情報を…」と言っていましたが、番組進行のアナウンサー二人がクスリ…ともしなかったのが印象的でした。 (^^)

季節はすっかり初冬の趣きで、公園の散歩道はところどころ落葉に覆われています。
クヌギの類やいろはもみじが初冬に彩りを添えています。

外組60番【八卦香】

香四種
一として 二包に認め無試
二として 右同断
三として 右同断
客として 一包に認め無試

右、無試七包を打ち交ぜ、内一包除き残り六包を炷き出すべし。同香か別香かを聞きて、名乗紙には八卦にて書き付け出すべし。但し二炷づつにて一画づつ引くべし。例えば、一二同香と聞くは⚊かくの如く書く。別香と聞くは⚋かくの如く書くなり。三四と一画、五六と一画、以上三画となるなり。但し、下より上へ卦を作るなり。是、易の法なり。卦左のごとし。

乾 兌 離 震 巽 坎 艮 坤
       

右のごとし。但し、全の人には亨と書く。二つの当りは利と書き、一つの当りは貞と書くなり。但し、点数の所の事なり。又銘々の聞きの処に、卦の下に文字を書く事見合せ時宜によるべし。卦ばかりにてもよし。尚、記録の面にて考ふべし。左のごとし。

(記録例 略)

きろく是に准ずべし。

※「八卦」については、過去にブログで何回か記事にしています。
2018.3.12「八卦香炉」、2018.3.10「八卦香」などを読み返してみると、当時は随分と熱量・思い入れがあったようです…。 (^^)