山の日

8月11日は「山の日」。
NHK・BSでは日本百名山・山の日特集として、工藤夕貴と湊かなえが南アルプス・仙丈ケ岳へ一泊二日で登る様子を放送していました。
私自身もかって登った山なので、懐かしく視聴しました。
北沢峠、馬の背ヒュッテ、薮沢カールなどの名前を聞くと、昨日の事のように脳裏に蘇ってくるものがありました。

8月12日は日航機123便が御巣鷹山へ墜落した日で、翌8月13日はお盆の迎え火の日です。
海の日は長らく7月20日でしたが、今はハッピーマンデーとして7月の第3月曜日に移動しています。
でも、山の日はこれからも8月11日に固定され、動くことはないように思います。
海に囲まれ、緑豊かな山々を擁する日本に、祝日としての海の日・山の日があるなんて、働いている人々にとっては勿論の事、そうでない人にとっても、心安らぐ日としてとても嬉しいことです。(ちょっと無理したかも…)

「山の日」だからというわけではありませんが、某所で行われた組香「山海香」を思い出しました。
香は浦浪、松風、客の三種で、出香八炷を聞いて答える組香です。

浪の音はきかじがための山ごもり 苦はいろかわる松風のこえ

全て当った人には、悟ったと云うことで、名目として「成道(じょうどう)」が添えられます。