家元継承

昨日13日の中日新聞朝刊に、名古屋・松隠軒で行なわれた「聞香会」の記事が載っていました。
志野流香道の代替わり・継承式が18日に銀閣寺で行われるようですが、その前に「一息」という意味合いの聞香でしょうか…。

茶道の家元継承式・襲名式は、その一部がTVや新聞で報道されてきましたが、香道の継承式はどのように行われるのか、とても興味があります。
続報を期待するところ大です。 (^^)

外組18番【七夕香】

香七種
雲 として 二包に認内一包試
月 として 右同断
扇 として 右同断
糸 として 右同断
竹 として 右同断
織女として 一包に認無試
牽牛として 右同断

右、試香五種終りて本香七包打ち交ぜ、牽牛、織女出るまで聞くなり。一炷びらきなり。牽牛、織女の二種出次第に香終る。尚、記録の表にて可考。左のごとし。

(記録例 略)

きろく是に順ずべし。

※牽に織の札、織に牽の札打ちても当りになる也。初めのウに牽牛の札打つ也。