お香とお茶の会(京都)

香老舗・松栄堂の教室が主催する「お香とお茶の会」(第45回)に行ってきました。

会場は、「通天橋」からの眺めが特に美しいことで知られる東福寺。

東福寺は臨済宗東福寺派の大本山で、京都五山(天龍寺・相国寺・建仁寺・東福寺・万寿寺(東福寺の塔頭))の一つに数えられる大寺院です。

朝、新幹線・JR奈良線を乗り継いで東福寺に到着。

総受付で、時刻指定の香席券をいただいてから、先ずは松月流の煎茶席へ入りました。

今日は3月3日の雛まつりということで、煎茶席の設え等に席主さんの心配りがなされていました。

※「桃花笑春風」

お香席は志野流の組香「梅烟香」。

◆香は三種
梅として 二包で内一包試
烟として 同断
香として 一包で無試

試みの後、出香は梅・烟・香の各一包計三包を打ち交ぜて聞くというものでした。

おしのぎは「三友居」さんの点心で美味しく頂戴しました。

午後はお茶席に入り、最後の席を終えて東福寺を出たのが午後4時前。

少なからずお疲れモードで、京都の街中へ出かける元気も失せ、そのまま帰路につきました。

今年はちょっとしたご縁があり、初めて「お香とお茶の会」に参加させていただきました。

思いがけない出会いもあって楽しい会となりました。感謝!(^v^)