もじえもじ
徳川美術館秋季特別展「もじえもじ」-文字が絵になる、絵が文字になる-のチラシです。
文字で書いた仏画・戯画などの「文字絵」や、絵を用いて言葉を謎解きさせる判じ絵などの「絵文字」を施した美術品の特別展です。
国宝の「平家納経 分別功徳品」(厳島神社蔵)<10/4~28>や、同じく国宝の「螺鈿時雨鞍」(永青文庫蔵)を始めとして、造形的にも知的にも優れた美術品が多数展示されるようです。
また、「平家納経 序品」(厳島神社蔵)は<9/9~10/3>の期間展示となっています…。
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裏千家流「仙遊之式」に現れる足運びの<蜘蛛の子散らし>の件は昨日で一段落してホッとしています。
ところが、足運び関連からでしょうか、今日になって志野流香道の足運びの事を突然思い出し、少しまとめてみようかなと思い始めています。
とは云うものの、思っていることが正しいのかどうか、全く保証はありませんがいつの日にか……です。
足運びは考えると立ち止まってしまいがちで、スムーズに動くためには矢張り原則を踏まえておくことが大切なようです。
私が経験した範囲内では、次のように理解しています。
①出入り口の柱(柱付)が絶対の下座であること。
②お客が定座についていない間は、床が上座であること。(例えば、香元・執筆が手前道具を運ぶ時)
③お客が定座についた以降は、正客が上座となること。
これらを踏まえると「下座出足・上座引き足」の所作も案外スムーズに行くような気がしています…。