大寒2021

今日は(から)二十四節気の一つ「大寒」。
一年中で最も寒い時期とされています。

今朝の最低気温は氷点下-2℃で確かに寒く感じました。
プランターの土も凍みていたのでしょうか、カチンカチンでしたね。(^^)

「大寒」の最終日は季節の分かれ目「節分」。
そして、翌日は「立春」ですが、今年の「立春」は2月4日ではなく、2月3日となっています。
「立春」は黄経が315°となる日で、一般的に2月4日とされています。(2月3日となるのは124年ぶりとか…)

では、黄経315°になる時刻はいつなのか、ちょっぴり気になり、国立天文台暦計算室のHPを開いてみました。
なるほど、黄経315°となるのは2月3日の23:59となっていて、2月4日になるより僅か1分早かったのです。(^^)
なんと!

だから何なの?と云われそうですが……、要するにそういうことです。ハイ。(?)

植物は早や新芽を覗かせ、春の到来をじっと待っています。
紅葉の枝は赤い新芽を僅かに出していますし、山芍薬などは昨年から芽を地上に覗かせ、じっと暖かくなるのを待っています。

寒さに身構えるのもあと半月。
「大寒」後は、いよいよ「立春」です。(^^)

鉢植えのシャコバサボテンが屋内で咲いています。

[追記]

一昨日は「詩歌をちこち」として【新慶賀香】に引かれている漢詩の句と和歌を挙げました。

何か面白い組香はないかしらん…と目録を眺めていたところ、ネット上にあった大外組の中に同名の新慶賀香があることに気付きました。

●大外組-新慶賀香-

◆香は四種
嘉辰令月として 三包で内一包試
歓無極 として 同断
万歳千秋として 同断
楽未央 として 一包で無試

◆聞き方&記録
試みを終えた後、出香七包を打ち交ぜて炷き出します。
全当りの人には、聞きの中段に歌一首を書きます。
君が世は千代に八千代にさざれ石の 巌となりて苔のむすまで

とてもとてもシンプルな組香です。
前回「詩歌をちこち」で取り上げた【新慶賀香】の中にある漢詩を香名に仕立てた組香となっています。

「人生いろいろ」ではありませんが、組香もイロイロです…。(^^)