夏の土用
暦を見ると、昨日が土用の入りでした。
立秋(8月7日)の前日までの19日間が夏の土用ということになります。
木火土金水の陰陽五行の考え方に従って、一年365日を春、夏、土用、秋、冬の五つに分けると、それぞれ365÷5=73日となります。
そして、土用の分73日を4で割った18~19日を春、夏、秋、冬の最後にくっつけて、春の土用、夏の土用、秋の土用、冬の土用としています。
尤も、一般に馴染みが深いのは、土用の丑の日で知られた夏の土用でしょうか。
今年の土用の丑の日は7月25日(火)ですが、立秋の前日の8月6日も丑の日(土用二の丑)なので、今年は2回あることになります。
でも、ウナギは最初の丑の日7月25日(火)に大体食するようです。
昨日のTVニュースでは、台湾のウナギ養殖業者が日本向けの出荷の最盛期を迎えている様子を報じていました。
土用の丑の日にウナギを食する習慣は、日本の文化としてしっかり定着しているので、矢張り外すことはできませんネ。
エレキテルの平賀源内先生も、当世の繁盛ぶりにはびっくりしているかもしれません…。