志野流香道松隠会全国大会(札幌)

13・14日と開催された志野流香道松隠会全国大会(札幌市)に参加し、ついでに函館市、そして青森市へ行ってきました。
13日は午前の便に搭乗し、札幌市へは昼過ぎに到着、荷物を宿に置いてから小樽市へ向いました。
札幌-小樽間は快速が一時間に何本も走っていて、40分程度?で小樽に到着。
海からの風は冷たく強く、ダウンジャケットなどの防寒着が必要でした。
駅から徒歩で運河を観光し、港へ立ち寄り、お昼(定番のイクラ丼)を食べて、札幌へ戻ったのが4時過ぎ。

小樽1

そして、14日(土)に開催される全国大会の前日受付場所へと向い、受付を済ませ香席券をいただきました。
毎回楽しみにしている記念品は、銀葉を入れておく「銀葉畳」でした。

夕食は、知人に教えていただいた「ウニのむらかみ」でウニ・サーモン丼。
美味しく頂戴し、新鮮な北の食材を堪能しました。

香道一口メモ・29【空薫物(そらだきもの)】

薫物の香気を居場所にくゆらすのが、「そらだき」。また金属製の籠を伏せた薫籠(たきもののこ)に衣服をおおい薫じさせ、その移香(うつりか)をめでた。枕草子に、たきしめた直後よりは数日後、よく残っている煙の方がすばらしいと。一昼夜かけてたき込むと香りはひと月ぐらいは消えないそうだ。この風習は非常に流行した。