家元襲名(表千家)

先月の二月二十八日、千利休の命日に当たる日に表千家では猶有斎・千宗員若宗匠が15代家元千宗左を襲名されました。
そして、而妙斎14代家元は隠居名である千宗旦に名を改められました。

昨年公表されていたこととはいえ、鮮やかな代替わりのように感じられます。

15代猶有斎家元の花押は、大徳寺・高田明浦管長から頂かれたようです。

※「同門」より

見方によっては、なんとなく左という文字や五という文字が浮かびあがってきます。
特徴のある分かりやすい花押と云えそうです。

水仙の花が咲きました。ほぼ、昨年と同時期です。

香道一口メモ・138【千鳥の香炉①】

桶狭間の戦い(一五六〇年)で義元が織田信長の奇襲にあって惨敗してからの今川氏は、衰退の一途をたどり、ついには武田信玄、徳川家康の進攻をうけ領地を失っている。その後、義元の子の氏真は、家康の仲介で信長に近づいたとき、今川家に伝来した千鳥の香炉と宗祇の香炉を進上しようとしたが、信長は千鳥の香炉のみを受け取っている。