洗心茶会

好天に誘われて、名古屋・城山八幡宮の洗心茶会に出かけました。
今日は薄茶席と煎茶席の二席で、席主さんは裏千家・朝日宗江氏と松月流・渡辺宗敬宗匠のお二人でした。

薄茶席の寄付きには、訥言の「雪・月・花」三幅対が掛けられ、目を引きました。
本席の床には、円能斎の一行「鶴呼萬年寿」が掛けられ、お花は鶯神楽と太郎庵椿の取り合わせ。
喜寿のお祝いとして家元からいただかれたという火入れの御披露もありました。
高校茶道部を指導なさっているのでしょうか、制服姿の女生徒の姿もあり、ゆったりとした席中に華やいだ若い息吹を感じました。(^O^)

煎茶席のお花は圧巻でした。
花入れに白梅と一緒に入れられていたのは大菊です。(一本仕立て用?)
この時季には珍しい取り合わせですが、あえて入れてみましたという席主さんのお話を聞いて、春秋を代表するお花を取り合わせることで、この一室に一年を表現しようという思いがあったのではないか、と勝手に想像してしまいました。
それにしても見事な白梅と大菊でした!!

今日は豆茶の趣向で、煎茶とは一味違った風味を楽しませていただきました。(^O^)

※城山八幡宮の裏手にある連理木です。

※庭の鶯神楽は一枝だけ開花が近いようです。