処暑
今日は二十四節気の一つ「処暑」。
暑さがおさまる意のようです。
東海地方は終日曇り空・雨模様で、名古屋の日中の最高気温は26℃台の夏日でおさまり、暑さもこれから徐々に和らいでいくような気がしています。
昨日は夏の高校野球大会が幕を閉じ、一昨日はつくつくぼうしの初鳴きを聞きました。
アキアカネを見るようになり、夕べには虫の音が聞こえてきます。
季節は移ろい、確実に秋へと向かっているようです。
16日のNHKBS3「京都・五山送り火」生中継の中で、冷泉貴実子氏が和歌を詠まれましたが、その際に画面に映し出された海松貝(みるがい)蒔絵の硯箱と硯には目を奪われました。
歌は「ぬはたまの夜の山々送り火の ほのほは燃えて夏のすきゆく」でした。
そう云えば、11月上旬に催される「京都非公開文化財特別公開」で、冷泉家二十二代・為系(ためつぎ)の束帯や礼冠(らいかん)が展示されるようです。
ネットで検索したところ、冷泉家の特別公開は11月1日~4日とあります。
会報に載っていた礼冠の写真です。