萩焼

今日5月17日はコロナ禍さえ無ければ東京にいるはずでした。
カレンダーに書かれた文字には二重の取り消し線が引かれています。

志野流全国大会

今年の志野流香道松隠会全国大会の会場は増上寺になっていて、とても楽しみにしていたのですが、3月下旬にコロナ禍のため延期する旨の発表がありました。
残念!

増上寺は来年の楽しみとして、とっておくことにします…。!(^^)!

NHKEテレの日曜美術館のタイトルは「萩焼 三輪休雪の世界」。
13代を受け継いだ三輪休雪が魂を込めて作陶する姿を追った番組でした。

13代の茶碗「エル・キャピタン」を見たときには、思わず樂焼15代直入(じきにゅう)の「焼貫茶碗」を思い出してしまいました。
作陶の造形や手法に違いはありますが、目指しているところには共通する何かがあるように感じました。

一見「どこから飲んだらよいでしょうか?」と尋ねたくなるような造形ですが、飲み口はちゃんと作ってあったようです。
司会者のお二人は緊張しながらも、普通にお茶を飲まれました…。!(^^)!

作品を見ながら、伝統は革新の連続、不易流行という言葉をあらためて思い出した次第です。