外字のススメ
今日で5月も終わりです。
風薫る5月を存分に味わうことなく、行動範囲も限られていたような感じの5月でした。
stay homeの掛け声が一夜にしてwith coronavirusに変わったように、緊急事態宣言は解除されたものの感染リスクがゼロになったわけではなく、依然として自衛の意識と対策が必要とされているようです。
名古屋での大寄せのお茶会・お香会は、3月・4月・5月と三ヵ月連続でお休みとなっています。
6月も現在のところ開催の動きは見られないようです。
密閉・密集・密接の最たる寄り合いとも云えるだけに、開催となると慎重にならざるを得ないのかもしれません。
※公園のタイサンボク【泰山木】の花がスタンバッています。
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下は組香「系図香」で用いられる15個の香図で、以前blogにアップしたものです。
「香図はどこにありますか?」という問い合わせがありました。(ウソ)
香道に関わっている方は、何らかの形で香図を既にお持ちのことと思いますが、何かの参考になればと思い、上図の作成手順を記すことにしました。
①パソコンで、外字作成機能を用いて、文字として夫々の香図を作ります。(三種香で5個、系図香で15個、源氏香で52個)
②エクセルExcelの各セルに、数字と作成した外字(香図)を入れ、文字のサイズとセルの幅・高さを調整します。
③セルの枠線を消した全体図を切り取り、Windows付属の「ペイント」に貼り付けます。
④大きさを合わせ、jpegで保存して画像の出来上がりです。
以後は、写真等の扱いと同じでサイズ調整など自由自在です。(^O^)
①の文字としての香図は、一度作成しておくとWordやExcel上で文字として扱えるのでとても便利です。
しかし、この外字は作成したパソコン上でのみ呼び出して使えるようで、上図はWindows7のパソコンで作成した外字(香図)ですが、例えば新しく購入したWindows10のパソコンでは再度作成する必要があります。
一見、面倒そうに見えますが、外字の作り方に慣れてくると香図は縦横の単純な線だけなので、作業はどんどん捗ります。
外字の作成方法については、ネット上に解説サイトがたくさんあります。
パソコンで香図を自由にレイアウトして小冊子や懐中紙を作りたいと思っていらっしゃる方には、お薦めの外字作成です。!(^^)!