ナンバンギセル
何日連続なのかわからないほど、雨が降り続いています。
10日あまり?
午後になって青空が覗き、陽も射してきたので、これ幸いとばかり公園内を散歩してきました。
ススキの根元で見つけたのはナンバンギセル【南蛮煙管】。
ススキやカヤの根に寄生する植物で、葉緑素がなく淡紅紫色をしています。
横向きに筒状の花を付けています。
キセルはカンボジア khsierからと辞書にはあります。
ナンバンギセルを見ると、早や季節は秋になっていることを実感してしまいます。
ナンバンギセルの異称は、野狐、きせる草、おもい草。
思草摘みむらさきの日暮れかな 斎藤信義