さくべい

七夕のお菓子「索餅(さくべい)」を作ってみました。
「六日の菖蒲」ならぬ「八日の索餅」です。

「グレーテルのかまど」から得たレシピを参考にしました。
用いた材料は以下の通りです。(8個分)

中力粉 100g
米粉(上新粉) 40g
グラニュー糖 10g
塩 6g
水 70~75ml

中力粉は、薄力粉や強力粉ほどポピュラーではないようで、市販の袋には大きく「手打うどんの小麦粉」と書いてありました。
中力粉はうどん作りに適した小麦粉です。

レシピでは、最後に油で揚げていますが、替りにオーブンで焼くことにしました。
焼き菓子のスコーンをヒントに、220℃で5分間焼きました。

※捻り不足!

試食したところ、正にうどんの味でした。(うどん粉だから当たり前?)
グラニュー糖が入っている分、とても美味しく感じました。美味!美味!

京都「風俗博物館」のHPには「索餅」について詳しい解説がなされています。
URLはこちら → https://www.iz2.or.jp/rokushiki/7.html

解説には、索餅は「油で揚げたお菓子という説もあるが、記録には醤(ひしお)などの調味料と一緒にその名が見えるので、蒸したり茹でたりし、汁につけて食べたらしい。」と書いてあります。(オーブンで焼くとは書いてありませんが…)

ともあれ「八日の索餅」でした。