カレンダーの今日28日の処にある七十二候を見てビックリ。
「霎時施(こさめときどきふる)」
時雨がふるようになる、とあります。

この漢字は、何?
初めてみる漢字「霎」のような気がします。(でも、実は……)
辞書『新漢語林』を引くと、字義の最初に「こさめ」とあります。
ナルホド、ナルホド!

部首が「雨」の漢字と云えば、気象関係では雲、雪、雷、霜、露、霧、霞、靄(もや)、霰(あられ)、雹(ひょう)、霙(みぞれ)などが浮かんできます。(浮かんでも書けない字もあります…)

辞書を引くと、部首が「雨」の漢字は70語ほど。
部首が「雨」だけあって、ほとんど気象に関係している漢字のようです。

公園で「竜胆」の花がちょっとした群れをなして咲いていました。
花の青紫色がひと際鮮やかです。

竜胆と云えば、香道の札銘・秋之部に「龍膽」(読み:ささりんどう)がありました。 (^^)

表意文字の面目躍如……でしょうか。