旧暦十一月一日

新暦旧暦カレンダーを見ると、今日11月24日は旧暦の十一月一日、お月様は新月です。
滅茶苦茶早い旧暦十一月の入りです。
旧暦は新暦の月遅れとよく言われますが、まだ11月を一週間も残しているのに旧暦十一月が始まっています。
ひょっとして?と思い、「冬至」の12月22日を見ると、旧暦十一月二十九日(晦日)となっています。

旧暦十一月には必ず「冬至」があります。
逆に言うと、冬至を含む月が旧暦十一月とされています。

「冬至」の日(12月22日頃)は、今年のように旧暦十一月の晦日になることもあれば、旧暦十一月一日(朔日)になることもあって2014年の冬至は「朔旦冬至」ということでちょっとした話題になりました。

今日11月24日は、最も早い旧暦十一月の入りということになりそうです。

「だから何なの?」と云われそうですが、ただそれだけのことです。ハイ。

今日から旧暦十一月・霜月、子(ね)の月です。 (^^)

庭の「千両」が赤い実を付けています。
小鳥たちに少しずつ食べられてしまいます。

【朔旦冬至(さくたんとうじ)】

旧暦十一月一日(朔日)が冬至(12月22日頃)に当たる日で、ほぼ19年に一度のこととなっています。
旧暦の時代に使われた多くの暦は十一月の朔日(ついたち)が冬至となるような年を求め、この年の十一月朔日をその暦の起点として用いたようです。
また、旧暦では19年に7回の割合で「閏月」を挿入して、太陽暦との日数を合わせるようにしたことから、ほぼ19年ごとに朔旦冬至ということになります。

※19年ごとの朔旦冬至
新暦     旧暦
2014.12.22 十一月一日*
1995.12.22 十一月一日*
1976.12.22 十一月二日
1957.12.22 十一月二日
1938.12.22 十一月一日*
1919.12.23 十一月二日
1900.12.22 十一月一日*
1881.12.22 十一月二日

次回は2033年。