よくわかる・・・
京都・祇園祭(前祭)の山鉾巡行が35℃を超える猛暑の中で行われました。
山鉾巡行は以前見物に出かけたことがありますが、押し寄せる人波は半端なく、さらに真夏の陽射しは容赦なく、とにかく暑い!の一言でした。
以後は、涼しい部屋でTV中継を観ることに徹していて、今年もBS11のLIVE映像を楽しみました。
※四条河原町の辻廻し
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タイトルに「よくわかる」をつけた本二冊の紹介です。
■『よくわかるお香と線香の教科書』(三恵社)
副題に「お香マスターが答えるお香の疑問70」とあるように、Q&A形式でお香と線香の歴史・意義・形態などについて、とても解りやすい解説がなされている本です。
中でも、第3章「お香は何でできているの?」には、各種の香木・香料・保香剤・線香基材についての詳しい説明があり、「目から鱗」の発見もあり、とても勉強になりました。
第1章 お香の歴史や物語
第2章 香りの種類
第3章 お香は何でできているの?
第4章 仏事と線香の常識
第5章 お香の楽しみ方・使い方
付 録 会員企業名のご紹介
最後の付録は、本の編著者となっている「愛知県薫物線香商組合」の会員各社がそれぞれ1ページ、お店のPRをするという構成になっています。
簡便なので、手元に置いています。 (^^)
■『よくわかる香道』(メイツ出版)
副題は「歴史から作法まで香りの世界を深める」で、監修が御家流23世宗家・三條西堯水とあることから、香道の所作・作法、組香の紹介など、第3・4章は御家流香道に沿う内容の本となっています。
第一章 香道の基本
第二章 香道の歴史
第三章 香道の所作・作法
第四章 知っておきたい組香(43組)
コラム 三篇
香道の何を書いて何を省くのか、一つ一つをどこまで掘り下げて書くのか書かないのか、説明のレベルというか匙加減が絶妙で、御家流香道のアウトラインが一通り理解できるような内容になっています。
コラムは、聞香について、香盤表について、諺・慣用句について、豆知識が面白く紹介されています。
図書館から借りて目を通しましたが、ビジュアルでとても読みやすい本でした。 (^^)