覚春庵
素封家の茶人・森川如春庵の別邸「田舎家」が名古屋・覚王山の日泰寺に移築再建され、3月末に竣工式が執り行われたようです。
ちょうど一週間前4月2日の中日新聞朝刊に下の記事が載っていました。
「田舎家」に関しては、名古屋市博物館の前庭に再建すべく、同館で千人茶会が開かれたり、一宮の森川邸でも茶会が開かれていましたが、計画はなかなか前進しなかったようです。
数年前に名古屋市保管の部材が無償で日泰寺に譲渡する話がまとまり、今回の移築再建に至ったようです。 (^^)
如春庵は光悦作の茶碗「時雨(しぐれ)」を所持していたことでつとに知られていますが、「時雨」を含む蒐集品二百点余りは名古屋城に寄贈され、現在は名古屋市博物館に収められています。
※「時雨」
いずれ「田舎家」改め「覚春庵」において、大寄せの茶会が行われるものと今から期待しています。
行かなくっちゃ! (^^)