花結び、8月は桔梗
志野袋の8月の花結びは桔梗。
とは云え、今日は旧暦ではまだ六月十八日ですから、香包を入れる志野袋も6月の「蓮」としてもよさそうですが、ここは新暦に読み替えて「桔梗」の方が季節に相応しいかもしれません。(もう立秋は過ぎましたから…)
一昨日の「趣味どきっ!茶の湯武者小路千家」に映し出された冷泉家「乞巧奠」の当座式の様子から、横詠草(折詠草)の様式の一部を推測してみました。
①料紙(小奉書)を横長に二つに折り、ワサを手前にする。
②さらに縦に三つ折りにして、右側の一折目に題と名を、二折目(真中)に和歌を認める。
③折りたたむ時は、まず左側を内側に折り、次に右側を折重ね、全体を①の三分の一にする。
和歌を詠むのは「七夕香」の時くらいで、とんと馴染みがありません。