旧暦九月九日
今日は旧暦の九月九日。
重陽の節供、菊の節供の日です。
九は一桁の陽数(奇数)で一番大きな数で、それが重なる九月九日は古くからめでたい重陽の日とされています。
香道の組香では重陽に想を得た「重陽香」が用意されています。
この日には観菊の宴を開き、菊酒を酌み交わして長寿を願いたいところですが…。 (^^)
庭の鉢植えの嵯峨菊は、蕾が膨らんでいるものの、開花にはもう少しの日数が必要です。
代わりにと言っては何ですが、地植えのホトトギス【杜鵑草】が咲き出しています。
辞書には「花被に紫色の斑点があるのを鳥のホトトギスの腹の黄斑に見たててこの名がある」とあります。
昨日は、京都三大祭りの一つ「時代祭」が行われ、二千人の大行列が京都御苑から平安神宮まで練り歩いたようです。
今日の朝刊には、台車上の清少納言と紫式部の写真が載っていました。
「京都御苑を出発する清少納言(手前右)と紫式部ら時代祭の行列」とのキャプションでした。(二人に序列あり?)
以前、わざわざ出かけて見学したことを懐かしく思い出しました。 (^^)