川の流れのように

昨日の午後6時前、東海ラジオから志野流香道家元夫人・蜂谷なをみ氏を紹介するパーソナリティの声が聞こえました。
15分番組の中で主に志野流香道に係わるお話を夫人に語ってもらう感じの番組でした。
放送終了後、「radiko(ラジコ)」のタイムフリーを利用して、番組名「らじおガモン倶楽部」をパソコンで聞くことができました。

故郷の福井県勝山のこと/門人帳のこと/名古屋へ移住した経緯/香の効能のこと/リクエスト曲「川の流れのように」への思い/外国教場のこと/松隠会のこと/28日の犬山・瑞泉寺での献香式のこと+「むすめ歌舞伎」市川櫻香氏のPR/などなど、やわらかい口調で香道へ誘なうお話をされていました。

若宗匠による献香式のことについて、関連するサイトをいくつか調べてみたところ、「日本の伝統文化をつなぐ実行委員会」の催事「桃山の美とこころ」の一環であることがわかりました。

※チラシ

たまたま聞いたラジオで催事の情報が得られた次第です。 (^^)

新暦・旧暦カレンダーを見たところ、今日は旧暦九月一日。
お月様は新月です……見えませんね。
十三夜の後名月(栗名月)は今月の27日となっています。

一昨日は七十二候の「菊花開(きくのはなひらく)」でした。
菊の花が咲き始める頃となっていますが、我家の鉢植えの嵯峨菊は蕾を付けてはいますが、開花までにはもう少し日数を待たねばならないようです。
同じキク科のフジバカマ【藤袴】は既に開花していて、時々ヒョウモンチョウ【豹紋蝶】が蜜を吸いにきています。

藤袴と云えば、過去に紹介したことがある「一木三銘・一木四銘」の話、そして組香「菊花香」の「紫花」を思い出します。
ひたすら、アサギマダラ【浅黄斑蝶】の飛来を待っているのですが、なかなか…。 (^^)

今年もジョウロウホトトギス【上臈杜鵑草】が無事花を咲かせてくれました。