分銅形釜
茶道具みやした(京都)から送られてきた出物道具速報パンフレットの中に、大西定林(江戸大西家初代)造の分銅形の釜が載っていました。
釜の形はいろいろありますが、分銅の形をした釜は初めて見ました。
使い勝手の程は分かりませんが、形としてはとても面白い釜なので、お茶席で耳目を集めること間違いなしですね。
それにしても、職人さんの発想の豊かさと、それを形にする技術力にはただただ脱帽です。
香道一口メモ・95【聞香会⑨】
客は記紙台に続き小硯も送る。筆者は記録を巻き、正客に手渡す。正客がこれを持ち、客一同仮座へ下る。筆者、香元は諸具をたなに飾り付け、手前畳に戻る。主客総礼して記録を順次拝見する。筆者は記録をあらため、再度正客まで持参。正客が高点なら筆者から、次客以下なら正客が褒(ほう)賞の言葉をいい高点者に渡す。主客総礼し終了。
※聞香会シリーズは今回で終りですが、一口メモはまだまだ続きます。