初雪・炭火・歳の暮れ

朝起きて雨戸を開けたところ、目に飛び込んできたのは降りしきる雪、雪、雪の初雪です。
向いの屋根も雪化粧、草木にも積雪です。

※侘助も雪化粧。

でも、でも、地面に積もるほどではなく、昼過ぎには雪はすっかり消え、陽が射していました。
尤も、気温はとても低く、空気は冷たかったのですぅ~~~。

今日は和楽会の日。
炉に炭が入るので、丁度いい機会だからと、香の茶の湯の追々体験を試みました。

詳しい手順は『なごみ』2015年4月号にゆずりますが、炭火の火力の強さには驚くばかりです。
勿論、すぐに炭団に着火して所々赤くはなりますが、全てが赤くなっていなくても、真上は黒いままでも、聞香炉に移して炉用火箸で掻き上げしておいた炭団の火が消えることはありません。(勿論、香炉灰の予熱は欠かせませんが…)

残りの炭手前を作法通りに終えてから、次の四方盆略手前に移る頃には、聞香炉の中の炭団は全体が真っ赤っかになっています。(火窓をあけたとき赤く見えるので分かります。)
炭火の火力の強さで、炭団の芯まで熱せられていたことが想像されます。

薄茶は長板総荘、主菓子は名古屋・花桔梗の「寒椿」でした。

寄付きには、酉年の〆ということで、酉の色紙が掛かりました。

※デザインが不思議です…。

どうか、来年もいい年でありますように…。(^O^)

※香道一口メモは年が明けてから、気合を入れ直して、後半に入ろうかなと思っています…。