洗心茶会・4月

城山八幡宮の洗心茶会に出かけました。

今日の席主さんは、表千家・村瀬宗又氏と松尾流松蔭会。

参会者の出足がゆっくりだったためか、二席ともゆったりとした雰囲気の中でお茶をいただくことができました。(^O^)

お花は、表の席には芍薬、松尾の席には花筏が入っていました。

※露地のツツジが満開でした。

帰りに城山八幡宮の裏手に回って連理木の様子を見てきました。

養生が終わったのか、木に巻いてあったシートは取り外されていて、写真のような見事な連理の木となっていました。

一本の幹が途中から分かれ、また一つになり、その上でまた分かれているといったアベマキの大木です。

今日の名古屋は昨日ほどではないものの、陽射しは強く、暑~い夏日となりました。

香道一口メモ・152【蘭奢待⑥】

六十一種銘香録には最上の濃木、木もにおいも大変よい。伽羅聞きが強く、五味を兼備し、いかにも位が静かで上品であると、黄熟香ながら香道界での評価は高い。一方の「紅塵」は紅沈香、大紅沈とも呼ばれ、品種は浅香。七五六年の正倉院ができた時の目録にある。信長はこれも截香をこおうとしたが、前例がなかったので返納したという香木。

※蘭奢待(東大寺)は黄熟香、紅塵は全浅香と云われていますが、共に「伽羅」とか…。