大暑です。

今日は(から)二十四節気の「大暑」です。
暦によると、梅雨が明けて太陽がギラギラと照りつける一年で一番暑い時期とあります。
今日は「大暑」に合わせたかのごとく、久しぶりに太陽が照りつける一日でしたから、東海地方の梅雨明けは近いかもしれません。

でも、あの猛烈に暑い夏がいよいよやってくるかと思うと、もうそれだけでウンザリですが、とにかく元気に夏を乗り切らなければなりません。(^O^)

展覧会のチラシです。

「文化財よ、永遠に」-住友財団修復助成30周年記念-のチラシです。
-2019秋、全国4会場で一挙開催!!仏像・絵画・歴史文書など、多彩な修復作品を公開-とあります。
<会場>
泉屋博古館(京都)9月6日~10月14日
泉屋博古館分館(東京)9月10日~10月27日
九州国立博物館 9月10日~11月4日
東京国立博物館 10月1日~12月1日

個人的には、チラシ裏面にある京都・泉屋博古館の展示物に目が留まりました。
修復が終わった藤原定家の国宝「明月記」(冷泉家時雨亭文庫蔵)が展示されるとあります。
展覧会は9月からなのに、もうすでに行く気満々です!

「曜変天目茶碗」騒ぎの時は、MIHOミュージアム、奈良国立博物館、静嘉堂文庫と巡りましたが、秋の展覧会は京都・泉屋博古館だけで終わりそうです。(^O^)

今月上旬の「木曜会」茶会の折、お道具の中に「藤の実香合」がありました。
お道具席に付き添っていた方からは、藤の実(種)の形をしているからとの説明がありました。
藤の花、そして種が入っている鞘は見たことがありますが、中に入っている種は見たことが無いので「フ~ン」という感じでした。

ところがです。
茶道具のカタログの中に「根来塗り 藤の実香合」の写真が出ていました。
藤の実は、藤が晩秋につける豆果の中の扁平な種子のこととあります。
早速、ネットで検索して実(種)の写真を見たところ、確かにその通りで種は碁石のような形をしていました。(^O^)

カタログに出ていた「藤の実香合」の写真です。
ネーミングが洒落ています。