春分の日・桜は…

暑さ寒さも彼岸まで。
今日は春分の日、春のお彼岸の中日です。
ご先祖様へお参りし、手を合わせました。

二十四節気の一つ「春分」は、天明8年(1788)出版の暦の解説書には「日天の中を行て昼夜等分の時也」とあるそうです。
今日の東京、名古屋、大阪の[日の出、日の入]をアプリで見てみました。

|   日の出  日の入
東京  5:43  17:52
名古屋 5:54  18:04
大阪  6:00  18:09

暦には、「立春から始まった春の気節のちょうど真中に当たる。この日、日出から日没までの昼と、日没から日出までの夜の時間が等しく、また太陽は真東から昇り、真西に沈む。寒さもようやく収まる。」とあります。

日の出、日の入の時刻は「太陽の上辺が地平線(または水平線)に一致する時刻」とされています。
なので、日の出は太陽が地平線から顔を出し始めた瞬間、日の入は太陽が地平線に沈んで見えなくなった瞬間ということになります。

昼夜等分については、太陽の大きさや空気層の厚さ、そして観測地点の問題など、一筋縄ではいかない諸問題があり、ここはざっくりと「昼夜等分」と考えておいた方が無難のようです…。(^O^)

※ゆきやなぎ【雪柳】

新型コロナウイルス感染拡大の懸念を受けて、お茶会などが次々と中止や延期となっています。
思えば、先月2月23日の城山八幡宮の洗心茶会が最後でした。
3月に入ってからは、名古屋で名を知られた大寄せの茶会はことごとく取り止めになっています。

全国的な大会となると、全国から人々が集まる関係から、早々と延期が決まっているようです。
近いところでは、4月19・20日の明治村茶会を始めとして、5月中旬に予定されていた全国大会東京大会まで延期の連絡が入っています。

私的には、とりあえず月次茶会の再開を願うばかりです。(^O^)

名古屋城のソメイヨシノはまだ<つぼみ>のようですが、明日あたり開花宣言があるかもしれません。
いよいよ「見わたせば柳桜をこきまぜて…」の春です。