橋本関雪記念館

気が付けば、今日は二十四節気「夏至」の日。(黄経90度)
南中高度が最も高くなる日で、昼が一番長い日となっています。
名古屋の南中高度は78.3°、日の出は4:38、日の入は19:10となっています。(昼間は14時間32分?)
天明七年『暦便覧』には「陽ねつ至極しまた日の長きのいたりたるを以てなり」とあります。
いつの間にか、しっかりエアコンのお世話になる季節と相なりました…。 (^^)

先日、京都へ日帰りで出かけました。
用事は午前中に終わり、午後は京都迎賓館(予約済)と白沙村荘橋本関雪記念館の見学となりました。
京都迎賓館の見学は十数年前に一度訪れたことがあり、今回が二度目です。
施設の管理は内閣府という事でしたが、流石にセキュリティーは万全確固でした。

見学コースにはカーペットが敷かれ、順路に沿って施設・設えの説明がガイドさんからありました。
今回の見学で再度確かめたかったことは畳の目数。
京都迎賓館の畳は中継ぎ技法で特別に作られたもので、以前のブログ記事でも触れた通り、畳の目数は確かに64目となっていました。(blog記事:2018.10.15「畳の寸法」)

 

カネに糸目をつけず最高峰の素材と技法で作られた京都迎賓館は全てが素晴らしいの一語です。
2005年(平成17年)に建てられてから20年余の歳月が経っていますが、色あせることなく建設当時のまま端座しているように感じました。(メンテナンスが行き届いています!)

 

迎賓館見学の後、時間に余裕があったので、銀閣寺近くの白沙村荘橋本関雪記念館に足を向けました。
ここも以前訪れたことがありますが、折しも志野流香道家元襲名記念「香道の正統」展を開催していて、目の保養にと訪れた次第です。
池泉回遊式の庭園はお見事でした。

記念館では、初めて目にする展示物もありましたが、全体的には2023年に細見美術館で開催された「香道の道統」展とほぼほぼ同等!?との印象を受けました。

個人的に目を惹かれたのが、山田松香木店出品の伽羅・羅国・真那賀・真南蛮・佐曾羅・寸門多羅の大きな香木、そして松隠軒秘蔵の大きな伽羅木数点の展示でした。
そうそう、2022年に増上寺で炷かれた香木「蘭奢待」、2023年に銀閣寺・東求堂で炷かれた「八重垣」、そして2025年の東求堂での家元継承式、さらに今年5月末に銀閣寺で催された志野流香道二十一世家元襲名記念聞香会の名香席で炷かれた名香「賀(よろこび・が)」も個別に展示されており、興味をそそられました。(blog記事:2023.5.31&6.1「八重垣」)

なお「香道の正統」展(~7/26)の新聞記事は、5月28日付の京都新聞に掲載されています。