五山送り火2020
今日は送り火の日。
朝方、苧殻を焚いてご先祖様の道中無事を祈りました。
NHKBSPでは「京都五山送り火2020」がLIVEで放送されました。
コロナ禍の下、例年とは大きく様変わりし、火床が大文字は6個(中心1個+字端5個)、そして妙法、舟形、左大文字、鳥居は各一個と規模を大幅に縮小しての「送り火」でした。
観光のための送り火ではなく、原点に立ち返ったような鎮魂の祈りの送り火となっていて、あらためて送り火の意義に気づかされました。
ゲストの宮本亜門氏、トラウデン直美氏、磯田道史氏のコメントもそれぞれ心に響くものがあり、特別な夏の特別な五山送り火中継となっていました。
※大文字
香銘を調べ始めてから一か月余り。
『四季雑香銘集』の中には、読みが分からないものがいくつかあります。
例えば「算表」。
クで始まる香銘の中に含まれていますが、なんと読めばいいのでしょうか。
個人的に思いついたのは「九九」ですが…。
ついでにもう一つ「算」。
カで始まる香銘の中に含まれていますが、思いついたのは「かず」。
ほとんど、頭の体操です…。
あれこれ推測する楽しみはあるのですが、実際に用いられる香銘とも思えず、「徒労」のそしりは免れないかもしれません。
全てはコロナ禍のために、お茶やお香の行事がなくなって、余分な?時間を持て余したことから思いついたことで、作業を始める時から徒労に終わるかもしれないことは、半ば予想していたことでした。
でも、香銘は面白いです。(^^)