奉祝茶会

名古屋・熱田神宮で「御大典奉祝茶会」が22日から26日まで、各流派日替わりで五日間にわたって開催されました。
今日の担当は武者小路千家と志野流。
茶券一枚で一席とのことで、志野流のお席に入ることにしました。

寄付きに掛けられていた抱一の蓬莱画、本席に掛けられていた親翰はどちらも素晴らしく目を奪われました。
お花はジョウロウホトトギスと赤い実がついた枝物が、宗旦在判の信楽の旅枕「一物」に入れられ、輝きを放っていました。
お棚は神事に因む「八足棚」、水指は民吉の「青海波」、お菓子は「令佳」などなど、奉祝にふさわしい取り合わせとなっていました。
明らかに月釜の雰囲気とは違う?道具組となっていて、席主さんの「力」の入れ具合が感じられました。(感謝です!)

お茶碗は高麗物の井戸、直入(じきにゅう)の赤楽、そして黒織部の沓茶碗などを楽しませていただきました。
香合は豪華な蘭奢待桶、香木は竹紙に包まれた銘「高松」と、由緒ある品々が並んでいました。

特別な奉祝茶会でした。(^O^)

※樹齢千年といわれている楠。

今日は七五三のお参りが多く、境内のあちらこちらで記念写真を撮る姿が目につきました。(^O^)

詩歌をちこち 【秋夜香】 

|『古今和歌集』巻第四 秋歌上 191
| 題しらず   よみ人しらず

白雲にはねうちかはしとぶかりの かずさへ見ゆる秋のよの月

〔大意〕白雲の浮ぶ大空で、羽をそれぞれに動かしながら連ね飛ぶ雁の数までが見える。明るい秋の夜の月よ。

*和歌出典『新編国歌大観』(角川書店)
*大意出典『新日本古典文学大系』(岩波書店)