土用丑の日

今日は夏の土用の丑の日。
この日は、夏負けせず滋養に効果があるとして、ウナギを食べる習慣があります。
今年も習いにしたがって鰻丼をいただきました。

『日本国語大辞典』によると「古くは土用丑の日にうどん、瓜(うり)など「う」の字の付くものを食べる風習があり、特にウナギを丑の日に食べる習慣は江戸時代からだが、夏の暑さに体力も衰えたとき、精のつくウナギを食べる風習があったことは「万葉集-3853」の大伴家持の歌などに見られる」とあります。

瘦(や)せたる人を嗤咲(わら)ふ歌二首
3853 石麿(いしまろ)にわれ物申す夏痩に良しといふ物そ鰻(うなぎ)取り食(め)せ
〔大意〕石麿さんに申し上げますが、夏痩せにききめがあるということですよ。鰻を取って召し上がってくださいまし。
3854 痩(や)す痩すも生けらばあらむをはたやはた鰻を取ると川に流るな
〔大意〕痩せながらでも、生きていれば、それでよかろうに、鰻を取ろうなどとして、ひょっと川に流れなさるなよ。
(出典『萬葉集四』岩波書店)

昔も今も、鰻を食する心持に変わりはないようです。

思えば、20日が夏の土用の入り、23日は二十四節気の「大暑」でしたから、暦の通り暑い日々が続くのは仕方ないものの、40℃に達しようかという猛暑日がこのところ続いており、ひたすらエアコンのお世話になっている日々です。
「立秋」を心待ちにしています…。(^^)