振りむけば…

先日のblog記事「半夏生と半夏生」は、丁度700タイトル目の記事でした。
2017年4月から始めた当blogですが、ここまで3年と3ヶ月が経過しています。
飽きもせず、よくぞここまで書き続けてきたものだとちょっぴり感心しています。

茶会記や香会記の感想を初めとして、気に留まった折々の出来事や季節の便り、そして展覧会の印象等々を記してきました。
シリーズものとしては「香道一口メモ」、そして組香にひかれている詩歌を取り上げた「詩歌をちこち」などがありました。
結構、長丁場の投稿でしたが、今では何時、どんな内容の記事を書いたのか、ほとんど覚えていません。(^^)

流石に700タイトルともなると、過去の記事は解らなくなっているというのが本当のところです。
でも、便利なツールが用意されていて、ブログの検索窓にキーワードを入力して検索すれば該当記事を見つけることができます。
中には「こんなこと書いたっけ…?」と全く思い出せない記事も時々ありますが…。

時代は進化しているのでしょうか、今では何でもネット様様です。
解らないこと、知りたいことはネットで検索すれば、それなりに解決できるような時代です。
今日も、エクセルで表の行と列を入れ替える必要が生じ、ネットでやり方を調べたところススイノスイでした。(^^)

『茶道雑誌』(河原書店)7月号からネタを寸借。

木偏に夏と書くと榎(えのき)。
同様にして、木偏に春、秋、冬を書くと、椿、楸、柊となります。
読みは?

読みは順に(つばき)(ひさぎ)(ひいらぎ)です。
(ひさぎ)は辞書を引いてみると、キササギまたはアカメガシワとありました。
キササギは冬の花材としても使われているように思います。

同じような例は他にないものだろうかと思い、魚偏でトライしてみました。
魚偏に春で鰆(さわら)、秋で鰍(かじか)鰍(いなだ)、冬で鮗(このしろ)。
では、魚偏に夏と書くと?

残念ながら、見当たらなかったのです…。(^^)

ねじばな【捩花】=もじずり【捩摺】の写真です。(花期はそろそろ終わり!)

捩花には左巻きの異名もあるようですが、写真の捩花は花序が螺旋状に右巻き・S巻きになっています。
捩花には、左巻き・右巻きの両方があるようです。

ZとS※朝顔は左巻き・Z巻き。