立秋・涼風至

今日は二十四節気の一つ「立秋」。
文字通り秋が立つ日で、暦の上ではこれから秋ということになります。

また、七十二候では「涼風至(すずかぜいたる)」。
涼しい秋風が吹き始める頃となっています。

処によっては、35℃を超える猛暑日が続いていますが、空の青さに、陽射しの影に、そして吹き渡る風に、それとなく秋の気配を感じる頃となっています。

朝顔が元気に花を咲かせています。

旧暦では、今日は六月の最終日二十九日です。
明日から旧暦七月、昔々であれば命の危険を伴う暑い夏がやっと終わり、ほっと一息安堵する秋の季節を迎えることになります。
本来から云えば、夏越しの祓えは丁度今頃の筈です。(^^)

香道の組香には、旧暦七月・八月・九月の異称である初秋・仲秋・暮秋を冠した組香が用意されています。

過去の記事を検索したところ、三つの組香とも不完全ながら概要を記していました。

初秋香は2019.6.20、仲秋香は2018.9.26、暮秋香は2020.10.17の記事で触れています。(^^)

ところで、今日の東京の新型コロナ新規感染者数は4,566人。
4日連続の四千人超えです。

思えば去年の今頃、東京の新規感染者数は400人を超え、各県の知事が帰省を控えるようアナウンスしていました。
今年は一桁異なっています。ハイ。

愛知県の新規感染者は459人。
全国的に感染爆発の様相を呈しています…。

堪ゆることばかり朝顔日々に紺  橋本多佳子