「細川家と永青文庫の名宝」
10日(土)から「細川家と永青文庫の名宝」展が豊田市博物館で開催されています。(~12月6日)
※看板

※チラシ(表・裏)
展示は三章構成で、国宝を始めとして、多数の重要文化財・重要美術品が惜しげもなく展示されています。
第一章:戦国を生きる -藤孝・忠興・忠利-(作品番号1~28)
第二章:利休と細川家 -茶の湯の名品-(作品番号29~82)
第三章:永青文庫の名宝(作品番号83~112)
※但し、出品目録にある作品番号と展示順序は一致していません。例えば、112の香木「白菊」は展示室入り口のすぐ近くにあります。
茶の湯の名品は、利休書状や利休作・瓢花入「顔回」などなど、その名を知られた名品が多数出品されていて見ごたえは十分、ただただ見入るばかりでした。
そうそう、キラリと光る国宝・短刀無名正宗(名物包丁正宗)ではフォルムの美しさに見とれ、醸し出す迫力に思わず背筋が伸びました。
香木は二点で、「蘭奢待」の小片(五分)と一木四銘でその名を知られる「白菊」(伽羅)の大木。
「白菊」は貼付されている紙によると、木目八百目(匁)と三百七拾四匁の二つ。(八百匁=3Kg)
香木「白菊」の実物に引き込まれるように見入りながら、森鷗外の短編小説『興津弥五右衛門の遺書』と神沢杜口『翁草』巻之六(細川家の香木)を思い出していました。
「蘭奢待」の実物とは大きさも伝承も大いに異なるものの、これが例の「白菊」の実物!!!と脳裏につぶやきつつしばし釘付けになっていました。
※チラシの「白菊」
東京の永青文庫はいつか訪れて名宝の数々を観たいと思っていただけに、今回の展覧会はまたとない絶好の機会となりました。
開催していただいた豊田市博物館と永青文庫に感謝・感謝です。(^^)