洗心茶会+花戦さ

城山八幡宮の洗心茶会に出かけました。
今日の席主は、裏千家・小塚宗康氏と煎茶松月流・渡辺宗敬氏のお二人。

薄茶席の床に掛かっていたのは、岩倉具視の和歌が「打曇(うちぐもり)」の和紙に書かれたもの。

お菓子は6月末には定番の「水無月」でした。
そして、お菓子屋さんのご主人自らお点前をなさってくださいました。

薄茶席を出てから、会記を眺めながらお道具を拝見しましたが、小塚氏とのお話が随分と弾み、やがて席中から「静かに!」とのお言葉を頂戴してしまいました。(失礼しました!)

煎茶席は、四日市万古焼・清水酔月作の茶入「プラチナ彩縞文」が斬新なデザインで目を引きました。
お菓子は紫陽花のデザインで、家元自ら付けられた銘は「雨に唄えば」でした。(ナルホド)

 

午後は話題?の映画「花戦さ」を観てきました。
狂言師・野村萬斎と華道・池坊がタッグを組んで仕掛けた一大エンタメ映画の趣でしたネ。
圧巻だったのは、数々の「立花」と、松を使った二つの「大砂物」の大作。
矢張り、池坊は池坊、家元は家元です!