花で語る。

1月10日付の朝日新聞に華道池坊次期家元・池坊専好さんのインタビュー記事が載っていました。

題して「花で語る」。

紡がれて出てくる言葉は確かで、違和感なく納得できる内容には、なんだか幸福…という気分になりました。

素晴らしいです!

インタビュー記事「花で語る」をPDF(二枚)にしました。

前半→ 2018.01.10asahi(1)
後半→ 2018.01.10asahi(2)

※池坊といえば、昨年の映画「花戦さ」で野村萬斎が初代池坊専好を演じて大ヒットしましたネ…。

今日は愛知県あま市の阿波手の森にある萱津神社と正法寺に行ってきました。

由緒ある神社と寺にまつわる事柄は、近いうちにblog記事にしたいと思っています。

香道一口メモ・108【七夕香④】

七炷(ちゅう)香とともに七つ星を○印で記す星合香。七夕にゆかりの牽牛(けんぎゅう)・織女・雲・月・扇・糸・竹を七種の香で表現し、両星が出たら終了する七夕香も行う。扇が加わるのは平安時代、七月に雪洞扇を女房方に賜った風習と二星が逢うという「逢う儀」が扇と結びついたことからのようだ。香道の七夕は風俗史上価値ある催しといえよう。

※七炷香の読みは(ひちちゅうこう)のようですが、(しちちゅうこう)の方が云いやすいかも…。

※星合香は牽牛、織女、星(五種)の計七つ星から、牽牛・織女を聞くのを旨とするようですが、他の五星を「あだ星」とは…。

※雪洞扇(ぼんぼり)は、中啓(ちゅうけい)の先端の開きを小さくしたような感じですが、ネット上に写真がたくさんあります。