どら焼きでクリスマス

名古屋・両口屋是清のクリスマス商品の一つがどら焼き「千なり」。

焼き印が押されたどら焼き三個がお洒落なboxに入っています。
焼き印は、サンタ、ツリー、ベルの三種でした。

※box

※ベルの焼き印「千なり」

詩歌をちこち 【駒止香】  

|①『新古今和歌集』巻第二 春歌下 159
|  百首歌たてまつりし時   皇太后宮大夫俊成
こまとめてなほ水かはむ款冬の 花の露そふゐでの玉川
〔大意〕駒を留めて引続き水を飲ませよう。山吹の花影の上に花の露まで落ち添うている井出の玉川を見ようために。

|②『新古今和歌集』巻第六 冬歌 671
|  百首歌たてまつりし時   定家朝臣
こまとめて袖うちはらふかげもなし さののわたりの雪の夕暮
〔大意〕駒をとめて袖に積る雪をふり払う物陰もない。このさのの渡しの雪の夕暮よ。

|③『宝治百首』 恋二十首 2965
| (寄獣恋)   為家
駒とめてかちよりわたるこはた河 思ひあまるとうき名ながすな

*和歌出典『新編国歌大観』(角川書店)
*大意出典『新日本古典文学大系』(岩波書店)
※藤原俊成(ふじわらのとしなり・しゅんぜい)
※藤原定家(ふじわらのさだいえ・ていか)
※藤原為家(ふじわらのためいえ)