八朔・梅雨明け・夏の空

八月一日は八朔。
表千家家元では千家十職の方々が正装で一堂に会し、八朔の礼を行う習わしがあると聞いていますが、コロナウィルスの感染再拡大が心配されている今年も例年通り行なわれたのでしょうか。
尤も、私が心配することではありませんが…。

東海地方の梅雨明けが発表されました。
途端にカンカン照りで、猛暑日にこそなりませんでしたが、最高気温34.2℃の暑い暑い真夏日となりました。
身体が真夏の陽射しと暑さにまだ慣れていないため、しばらく注意が必要かもしれません、ハイ。(^^)

市販されている本に載っている香銘集(「香銘大鑑」や「四季雑香銘集」)、これまで教室などで聞いてきた香銘の数々、古書に記されている香銘などを、ちょっとした出来心からまとめてみようと思い立ち、7月初めから作業を始めています。

読みが不明の香銘、意味が不明の香銘、充てている文字が違う香銘などなど、複数を比較してみると新たな発見があります。
伝書と呼ばれているものは全て書き写しですから、同じ読みでも異なった文字が使われていても全く不思議ではありません。
背景などをあれこれ推測してみるのも、なかなか面白いところです。

読みが不明の香銘は、作業が一段落したところで挙げてみたいと思っていますが、まだしばらく時間がかかりそうです。
大寄せのお茶会やお香会が全くストップしている状態なので、かえって調べる時間が十分にあるというものです。(?)

散歩の途中で見つけたワルナスビ【悪茄子】の花です。