土用丑の日・ウナギ

今日は、土用の丑の日。

夏痩せを防ぐ効果あり!との謂れに従って、うな丼を食しました。

一説によると、土用丑の日にウナギを食する風習は、江戸時代に平賀源内が「本日 丑の日」と書いて店先に貼ることを勧めたところ、ウナギを提供するお店が大繁盛したことからと云われています。
また、丑の日に「う」の字がつく物を食べると夏負けしないという風習があったとも…。

見た目からして、うな丼、うな重はコッテリとしていて、栄養価も高く、夏負けしないように感じてしまうから不思議です。(^^)

ひょっとして、単なる思い込み?

万葉の昔から、ウナギは夏痩せに効き目があるとされてきました。

『萬葉集』の歌の中にも、うなぎ(古名:むなぎ)が詠みこまれています。(むなぎ:武奈伎)

・痩(や)せたる人を嗤(わら)う歌二首 /出典『日本古典文学大系 萬葉集四』(岩波書店)

3853 石麿(いはまろ)にわれ物申す夏痩せに良しといふ物そ鰻(むなぎ)取り食(め)せ
〔大意〕石麿さんに申上げますが、夏痩せにききめがあるということですよ。鰻を取って召し上がってくださいまし。

3854 痩(や)す痩すも生(い)けらばあらむをはたやはた鰻(むなぎ)を取ると川に流るな
〔大意〕痩せながらでも、生きていれば、それでもよかろうに、鰻を取ろうなどとして、ひょっと川に流れなさるなよ。

今日は習いに従ってウナギを食したことから、これからの真夏日、猛暑日はしっかり?乗り切れそうです。

ところで、今日の東京の新型コロナ新規感染者は3177人で過去最多、遂に三千人を越えました。
愛知県では265人、全国では9500人超、感染が急拡大しています。

いよいよ、第五波の到来です!

残念ながら、誠に残念ながら、自己防衛するしかないようです…。