今日は（から）二十四節気の「白露（はくろ）」。（黄経165度）
七十二候では「草露白（くさのつゆしろし）」（草の葉に白い露が宿る）。
天明七年の『暦便覧』には、「陰気ようやく重なりて露こごりて白色となればなり」とあります。

このところ、朝夕の空気にやっと秋の訪れが感じられるようにはなりましたが、日中はまだまだ暑く、名古屋の向こう一週間の最高気温は35度を超える予想とのこと、残暑を超える？猛暑が続くようです。
今日の名古屋は快晴、最高気温は35.3℃の猛暑日で、街中へ出かけるつもりでしたが、気が失せるような暑さに呪縛されて取りやめとなりました。 (^^)

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茶道裏千家・坐忘斎宗室家元の長男で詩人・菊地明史氏（ペンネームｃｈｏｒｉ）が急逝していたことを、9月3日の新聞に載っていた「女性自身」の広告で知りました。
見出しには、
｜裏千家の跡取り捨てて詩人に
｜大正天皇のひ孫 39歳で非業急逝
とありました。

裏千家のHPを開いてみたところ「菊地明史氏急逝のお知らせ」がありました。

菊地明史氏急逝のお知らせ
令和6年8月24日
長男 菊地明史儀　肺炎による急性呼吸不全のため8月20日に39歳にて急逝いたしました。
葬儀は近親者のみにて相済ませました。
故人への生前のご厚誼を深謝し謹んでお知らせ申し上げます。
なお、誠に勝手ながら御香典・弔電・御供花・御供物などのお心遣いは固くご辞退申し上げます。
千 宗室

また、ネット上の「デイリー」には、「パートナー・はったみさとが伝えたｃｈｏｒｉさんの訃報」の写真へのリンクと、菊地氏の略歴が簡単に紹介されていました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/659555ae7e74527efa5abe96ab4bca38c341e6f0

「ｃｈｏｒｉさんのＹｏｕＴｕｂｅチャンネルによると、ｃｈｏｒｉさんは１９８４年、茶道裏千家十六代家元千宗室の長男として誕生。母は三笠宮崇仁親王次女である容子。大正天皇は母方の曾祖父。中学生時代の１９９９年から詩人として活動を開始し、「第１回詩学最優秀新人賞」などを受賞。バラエティー番組のレギュラー出演やＮＨＫ等のドキュメンタリー番組で取り上げられる。文芸誌「すばる」上での短編小説や全国紙等でも執筆。また、狂言師・茂山童司（現　三世千之丞）とのユニットによるヨーロッパ公演や大河ドラマ「平清盛」へ出演している。」

長男でありながら継嗣の道は選ばずに詩人の道を歩み、道半ばの僅か39歳の若さでの逝去……、ただただ手を合わせ深く深くご冥福をお祈りするばかりです。