公園のススキの根元にナンバンギセル【南蛮煙管】が淡紅紫色の花をつけています。
ナンバンギセルは一年生寄生植物で、ススキ・カヤ・サトウキビ・ミョウガなどの根に寄生すると辞書にはあります。

昨年も丁度この頃だったように記憶しています。
植物はおのずと花をつける時季を心得ているようです。（当たり前？）

ナンバンギセルの古名は「おもいぐさ」、秋の季語となっています。

穂すすきにむらさきにじむ思ひ草　　石原八束